不妊かなと思ったらまずするべきこと

不妊で悩む人は多く、10組に1組は不妊症といわれるほどです。結婚して子供が欲しいと思い、2年以上正常な性交を続けているにもかかわらず妊娠しない時には、不妊を疑ってみるといいでしょう。
もしかして自分が不妊ではないかと思った時には、女性であればまず基礎体温を測ってみるといいでしょう。基礎体温の測り方は、婦人体温計を、枕元に置いておき、朝、目が覚めたらすぐに布団に横になったまま測ります。基礎体温は不妊治療のために利用するデータになるので、できるだけ毎日同じ時間に測るようにしたほうがいいでしょう。
正常な基礎体温は、低温期と高温期にきれいにわかれていて二相性を示しているところです。不妊治療において基礎体温はとても大切な情報がたくさん詰まったもので、産婦人科を訪れる際に2〜3ヶ月程度の基礎体温表を持って行くと、その基礎体温表を元にドクターはさまざまな情報を読み取ることができます。
自分は不妊症かもしれないと思っても男性の場合は特にしておくと良いことなどはありませんけれども、不妊治療を開始する際には夫婦揃って産婦人科を訪ねるようにしたほうがいいでしょう。男性不妊が疑われる場合は、まず精子に状態を調べる精液検査を受けることになり、その検査によって男性側の問題のかなりの部分を知ることができます。